食品ロスでお悩みではありませんか?
食材を在庫で持てる環境を
食品ロスの削減へ
通常、食材は冷凍すると水分の体積が膨張し細胞組織を破壊してしまうため、解凍時に食材の旨味が流れ出てしまいます。また長期保存した食材を解凍すると鮮度や素材の旨味や美味しさが損なわれます。
氷感は氷点下でも食材を凍らせずに長期鮮度保存と熟成、低温解凍を可能にする保冷システムです。保存することで更に美味しくなる食材もあります。
氷感の特徴
鮮度維持
農産品は収穫直後から鮮度が落ちていきます。氷感庫はこの鮮度劣化のスピードを遅らせることができます。氷感技術を活用することで、長期間鮮度をそのままに保ち、収穫直後に近い状態での流通が可能となります。また、旬の時期をずらすなど販売期間の延長も実現できます。
氷感熟成
一部の農産品では、低温熟成(低温順化)によるうま味の向上が図れます。
肉類では、菌の繁殖を抑制することで低温での熟成が可能となり、歩留まりの良い熟成品を作ることが可能です。
低温解凍
氷感庫では低温での解凍が可能です。これにより、流水や氷水を使わなくても対象品の温度を上げずに解凍することができます。氷感では中心部から解凍するためドリップ量が少なく、味の劣化も防げます。
氷感の仕組み
鮮度維持
通常、氷点下になると水分子は結合し凍結しますが、氷感庫内には高電圧がかかっているため、水分子の結合を妨げることができます。氷点下でも凍らせずに生の状態で保存ができるため、長期鮮度保持が可能となります。
氷感庫の電圧は3,500ボルトから最大7,000ボルトかかります。食材を置く棚は、食材に高い電圧が確実に伝わるようにアルミ素材を使用し、食材に電圧が伝わる構造になっているため、凍結点付近の温度帯での保存を可能にしています。
氷感システムの消費電力はわずかで、電気代は通常冷蔵庫とほとんど変わりません。
製品タイプ
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タテ型(スタンダードタイプ)
家庭用の冷蔵庫と同じように上下に扉が並ぶ氷感庫です。
庫内天井奥から冷気が下に吹き出て、循環します。冷気で冷やすので、早く庫内を冷やすことができます。横幅120cm以上のタイプでは、氷感庫の中心に柱が有るタイプと無いタイプ(センターフリー)がございます。 -
ヨコ型(テーブルタイプ)
「台下」「コールドテーブル」と呼ばれるタイプで、限られたスペースに設置できることがメリットです。庫内左上から右に向かって横向きに冷気が吹き出て、循環します。氷感トランス別置き型と収納型の2種類があり、横幅は90cm~約230cmまでと種類が豊富にございますので、状況に合わせてお選びいただけます。
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恒温高湿庫
庫内を90%前後の高湿状態で温度をほぼ一定に保ちます。
また、庫内の壁が冷えることで間接的に冷却するため、冷風による食材の乾燥や酸化を抑えることができます。氷感庫のラインナップとしては全てセンターフリータイプ、奥行800mmでのご用意となります。 -
リーチインショーケース
扉がガラスとなっており設定温度は0℃までで、店頭販売などに適したタイプです。庫内照明が設置されるため全て中柱有りタイプでのご用意となります。
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IoTモデル
庫内に温湿度センサーを設置し、常時温湿度をモニタリングすることができるモデルです。氷感サプライズでは温湿度をモニタリングすることでHACCPの支援も行っております。
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プレハブ型氷感庫
大型のプレハブ型氷感庫は弊社で設計施工を行います。
業務用氷感庫とは異なり、既にお使いのプレハブ型冷蔵庫に氷感技術を導入することも可能です。お客様の使用用途に合わせて、活用方法や導入費用などあらゆる面から最適なご提案をさせていただきます。
全国各地様々な分野で導入
食品分野・物流分野・健康分野
氷感の鮮度を落とさず長期保存技術は、今まで鮮度を保つことが難しく、在庫として持てなかった農産品を在庫で持つことを可能にし、出荷調整や仕入れコストの削減にもつながるため、農家、飲食店、生花店、物流など様々な業界で導入が始まっています。
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